CASH FROM CREDIT




CASH FROM CREDIT

コロナ渦の混沌について話そう。

CASH FROM CREDITは、説明不要、マルコム・マクラーレン(1946-2010)のCASH FROM CHAOSが引用元だ。立沢氏はかねてからヘタクソなTシャツのグラフィックを作りたいと言っていた。その見本となるのがCASH FROM CHAOSで、文字がデカく、出鱈目、どこかの書体見本帳から文字をコピーした文字設計を統一させていない、もともと優れた書体とは云えないような代物…つまりいい加減そのもの。その姿勢こそがパンクなんだと語る。

洗練されたフーツラのような書体、またはギルサンズにしても、こういう乱暴力があるメッセージにはならないだろう。Bonzaipaint®で多くのパロディシャツを作ってきた立沢氏の令和初の作品がこのCASH FROM CREDITだ。

マルコムはセックス・ピストルズで一躍時の人になったわけ。でも混沌から得た金というのはややひねりが無いでしょ?寧ろ信用から得た金というTシャツを当時着ていたら、ビールを吹き出す奴らが続出したんじゃないかなって思うんだよね。

 

立沢トオル
1962年東京都出身 アートディレクター、デザイナー
デザインプロダクション勤務を経て1996年に独立する。
Bonzaipaint®、inhabitant®、Loopwheeler®、TRANSIENT EXISTENCE®、ZEN NUTRITION®など、ブランド設立やブランドコンサル事業多数。
2016年海千山千會を千代田高史と発足した。UNHALFDRAWING®のデザイナーに就任する。Podcastラジオ無芸者のパーソナリティ。
NPO法人日本タイポグラフィ協会会員
ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティ会員

素材 BRING Material(TM) 100%

BRING Material(TM)は、日本環境設計=BRINGのサプライチェーンでつくられた原料・糸・生地・最終製品を素材として使用する場合に表示される商標です。アパレル製品をつくるときに発生する残反や残糸、みなさんからご提供いただいた古着などを原料にして再生したサステイナブルなポリエステルです。ご家庭でご不要になった衣料品を回収し、まだ着られる服は再利用や寄付をし、着られる衣類を科学的にリサイクルすることで、石油由来のポリエステルと変わらない品質のポリエステルに再生することができるのです。化石燃料の使用量を最小限に抑え、地球環境に貢献します。

WEBサイト開設記念EcoBag付き

石油由来の化学繊維の生産はCO2の排出は地球温暖化の深刻さに拍車をかけている。UNHALFDRAWINGの再生ポリエステルの着心地の新しい裏毛スウエットはクラシックスタイルをベースに2020年の新しいスタイルを築きあげた。コットンのような見た目で驚くほど早く乾くが、環境に対する取り組みでもある。何度も使える袋の携帯もできればお願いできたらと思う。
Design by 立沢トオル UNHALFDRAWING 2020

 

size XS-S-M-T-L (5Size)
Colour Gray,Navy
Material 100%ポリエステル